NPO 二十四の瞳
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抗がん剤の恐るべき真実(2/2)

前回からの続きで、抗がん剤治療の真実について、です・・・。

さて、今回は、もっとショッキングな事実をお伝えしなければなりません。


仮にある患者さんに対して、抗がん剤が有効だったとしましょう。
問題は、どう有効なのかということです。驚愕の回答はこうでした。

「ある患者さんに対してある抗がん剤が有効であるという場合、『有効』の定義は、もともとのがんの大きさが半分程度に縮んだ状態が四週間続くこと」なのです。

臓器にメスを入れられ、髪の毛が抜けたり、吐き気がしたり、そんなつらい思いをしながらもじっと我慢して抗がん剤を服用し続けている患者さんたちは、果たしてこの真実を聞かされているのでしょうか?

こういうところが日本の医療の、そして日本の医者たちのイヤなところです。インフォームド・コンセントは、一体どうしちゃったんでしょうか?

この真実を知ってから、私は日本の医療や政治や行政に嫌気がさすようになりました。だって患者さんは、この苦しみを乗り越えた向こうには健やかで健康な日々が待っているんだという希望があればこそ、治療に耐えているんですよ。

「10人中2人にしか効かないんですよ」という説明を事前に受けていたとしたら、誰が身体じゅうに不快感をもたらすあんな強い薬を使うものですか!

このことがあってしばらくしてから、別の医者からこんなことを聞きました。
 「うちはがん家系なんですよね。5年前に父が逝ってしまったんですが、年齢的なこともあったし、手術はしませんでした。もちろん放射線も抗がん剤も。ああいうのはまっぴら御免ですから。」
 

私は思った。正直でよろしいと。ならば患者にも正直に振る舞ってくれと。そして、わがNPOの会員のみならず、これを読んでくれたみなさんにも、とにかく声を大にして言いたい。
 
★もしも運悪くがんが見つかったとしても、慌てて治療法を決めないこと。
★ひとりでも多くの医者に、「あなたの家族がこの状態だったらどうするか」について見解を聞くこと。
★可能な限り手術はしない道を考えること。
★どうしても手術ということになってしまったら、『手術成功』の定義、術後の治療法、退院後の生活イメージを詳細かつ具体的に納得できるまで聞き出すこと。
★そのうえで自分自身で治療法を選択すること

・・・です。


とにかく、抗がん剤は2割しか効かないのです。効きもしない強い薬で最悪の予後を過ごした挙句に再発してしまう可能性があるという真実を、是非とも頭のどこかに入れておいていただきたい。

そして、ご自身や愛するご家族を自ら護っていくんだという意識と、そのための勉強を心がけていただきたいと、心の底から強く強く希望しております。

 
一事が万事。クールな老後を目指すあなたのために、今日も私どもNPO『二十四の瞳』は真実を伝えて参ります。

知らなきゃ怖い真実を、知らなきゃ損する、超高齢王国ニッポンの真実を。
 

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【コメント】

僕は、直腸癌の末期で、熊本県熊本市にある、高野病院において、人工肛門の手術を受けました。僕の場合は、抗がん剤と放射線を受けなかったから、今現在、無事に、生き続ける事が出来ていますが、抗がん剤と放射線を受けた人達の、末路は、悲惨な事態に、なっていると、お聞きしました。何故、こんな悲惨なことをしてまで、治療を受けるのか、不思議でなりません。

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