NPO 二十四の瞳
社会福祉士が老親&老後問題を具体的に解決!NPO二十四の瞳
(正式名称:市民のための医療と福祉の情報公開を推進する会)
お問い合わせ ☎045-228-5327

« | »

円滑な老後を阻む4つのC

10年間で5千件超の相談を受けてみてわかったのは、シニアの悩みというのは大体が似たり寄ったりで、99%が、医療・福祉・お金・葬儀に関連するものだということ。私どもではこれを4つのCと称している。

すなわち、

Cure・・・医療との接し方の問題 
Care・・・介護と終のすみかの問題 
Cash・・・エンディングに向けたお金の問題 
Ceremony・・・葬儀の問題

4つのCに共通するのは、誰しもが通る道でありながら取っつきにくく、そもそもあまり積極的には考えたくないテーマだという点だ。そうして先送りした結果、いざその時になって右往左往してしまい、後になって「こんなはずじゃなかった」と後悔する…。

本当であれば、子ども世帯が近くにいて、都度、速やかに処理してあげられれば理想だろう。しかしながら実際は、仕事や家庭の多事多端を抱えながら老親のSOSに対応することは困難だ。だから、私どもでは、単に電話でガイドするにとどまらず、時に相談者(お子さん・本人)に代わって、病医院(医者)や介護事業者、自治体や葬儀社等と折衝を重ねている。

4つのCに代表される老後の課題については、基本的には、元気なうちから自分の立場や方針を決めて備えておくことが望ましい。しかし、いくら元気であっても65歳を過ぎた人がこれらを勉強しておいて、いざという時に活かせるかどうかとなると、ちょっと難しいと思う。私どもの啓発講座で学んだことの成果を試そうとするシニアもいるにはいるのだが、9割の確率で結局はSOSを投げてくる。つまり、机上で学んだ知識を、まさにその時に速やかに実行に移せるのは、せめて50歳代までかな…というのが実感である。

トラックバック URL

コメント & トラックバック/ピンバック

コメントはまだありません。

コメント